oozekitaku diary

Tulip咲いた

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数ある日本のバンドで、
なぜか「自分」を感じるバンドが2つ。

オフコースと、チューリップ。

歌のメロディだけでなく、楽器のフレーズが、歌っている。
大ファンで、徹底的に歌いこんで勉強してきたってわけじゃないんですが(失礼)、大切にし
たい言葉やメッセージにおいて、無意識のうちにその世界を目指している自分がいる。そん
な不思議な感覚。曲を作ってると、ふと、彼らの存在を浮かべたりしてる自分がいるんです。
「こんな風になりたい」って、素直に思えるんです。

手が届かない、っていう圧倒的な存在感で。
歌謡曲全盛の時代に、自分たちの手で音楽を作り上げるスタンスを変えずに貫いてやっ
てきたこと、大好きな洋楽をとことん研究した、そんな技術に裏打ちされた叙情ということ。
メッセージが届き、世代を問わず愛されているということ。物凄く尊いことだと思います。


はじめて、チューリップに会いにいきました。
神奈川県民ホール。
33年前のこの日、デビューしたんだって。
知らない曲ばかりなのに、なぜこんなに想いが共鳴するのかな。

単純に、
僕が生まれる前にこれだけの音楽を完成させ、世に放っていたのかっていうことに驚き、
最近の楽曲を聴いて物凄い勢いで新陳代謝されてるんだな、っていうことに驚き、
解散・再結成を経て今の世に鳴らされ、それを僕が受け止めているってことに驚き、
揺り動かされた、そんな夜でした。

虹とスニーカーの頃→青春の影→心の旅
の流れには、完全にやられちゃいました。
今の僕におきかえても、すんなりと心に届いてくる、言葉。

ステージ裏で財津さんにお会いして、ご挨拶しました。
さっぱりした笑顔の中に、幾多の葛藤や苦悩を乗り越え今がある、というなんつーか
凄みを感じた。なんというか、言葉でうまくいえないのがもどかしいんですが、

僕にとって物凄く、おおきかったんです。
今日という夜が。

2005年06月07日 02:43

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