☆M13:レモン☆

ディレクターズ・チェア。
超座り心地いいけど、超重い責任のある席。
久々にレコーディングをしました。
歌の「心」とは、と最近考える。
「心」は目では見えないし掴みどころがないけど、
確実にそこにあって、
それを伝えるのって実はすごく単純で、でもすっごく難しい。
今分かってても、また分かんなくなったりする。
そういうのがさ、
ときどきくっきり見える瞬間があって。
それを、パッて捕えて作品に封じ込める。
今回の作品Recでは、
それができた気がした。
目に見えないし掴みどころがない「心」を見せたい。掴んでほしい。
最近どころか一生、歌の「心」について考えていくと思う。
さあ、『虹が丘』全曲紹介もついにラスト!
最後、13曲目は「レモン」です。
* * *
アルバム『虹が丘』全曲紹介
☆M13:レモン☆
梶井基次郎の「檸檬」って短編、国語の時間に読んだことあるよね。
本屋に平積みされた本の上に「爆弾」とみたてたレモンをそっと置く。
店を後にし、レモン爆弾が爆発するさまを想像してワクワクするっていう、あれ。
レモンは、爆発力の象徴で。
もう、ビックリするくらい酸っぱいの。
この曲はそれはもう思いつくままに、感覚で書き上げました。
作った直後あんなに確信したのに、文字面で歌詞を読んでも何が言いたいのか
自分自身でも分からない。でも歌ってみると、すごく評価してもらえる。
そんな「歌」としての魅力を検証し、手直しして完成しました。
諦めたり、壊したりすることで、更に成長できたりする。
居心地のいい今の自分の枠に拘らず、壊したらいい。
大好きな君の成長を、心から願う歌でもあるし、
潜在能力に気づいて爆発してほしいって啓発でもあるし、
甘えようとする自分自身への戒めでもあるし、
好きだからこそ離れようとする逆説的な想いでもあるし、
曖昧模糊な気持ちを形にしたいっていう意志でもあるし、
君の心の中に僕という存在を残したいという欲求でもあるし、
この気持ち、なんて言うんだろう・・
って探ってたら、分かった。
言いたかったのは、
大きな「愛」だったんだ。
今日のWILLY
♪Never Know(Jack Johnson)
2005年11月25日 04:00
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