自転車とビックリマンな日々
こないだ久々に筑波に帰りました。
生まれ育ったのは横浜(ていうか戸塚)なんですが、おばあちゃん家が筑波で、小学校5年の頃一時期だけそこに住んでいたことがあり、いなか、というよりはちょっとだけ地元感のある、馴染みの街なのです。
元気そうなおばあちゃんとも会え、もろもろ用事が終わった後、その頃みたく、おばあちゃんの自転車を借りて近所を散歩?してみました。不思議なもので、抜け道(近道)の通り方とか覚えていました。
おばあちゃん家のあたりは、正門と裏門があって、
「通りまーす」
とか元気よく言うと、人んちなのに通り抜けできるという画期的な抜け道システムがありました。でも、今そんなことをやると完全に不審者なので(笑)さすがにやりませんでしたけどね。
とにかくその頃はもう、
何をおいてもビックリマンでした。
ビックリマンは・天使・お助け・悪魔の3種類と、天使よりさらに別格の・神的なのがありました。
僕たちの間では悪魔10枚で天使と交換、天使5枚でスーパーゼウスと交換、みたいな取引がされていて、とにかく、キラキラしてるのを持ってる奴は学校で人気者でした(マジな話)。
めちゃめちゃ流行っていたので、どこにいっても売り切れ。
なので、学校が終わったら自転車を飛ばして、集団で駄菓子屋やスーパーに走るのです。急がないとライバルに買い占められてしまいます。ちいさな僕らのちいさな闘いです。近所にない場合は遠征。隣町まで行ったり、まだ誰にも知られてない穴場の店を開拓したりしました。
帰ってきてからは、友達のうちの(なぜか)白黒のテレビでファミコンのドルアーガの塔を日が暮れるまでやりながら戦利品(シール)のチェック。まさに毎日が冒険でした。
僕はお小遣いがあまりなかったし、そこまでシールにアツくなれなかったので、友達にくっついて行って、もっぱらビックリマンのウエハースチョコのお菓子をバリバリ食わしてもらいながら、ダブった悪魔をもらいまくって、それ5枚と(天使じゃなく)お助けとを交換してもらうという、渋い行動をしてました。なので、うちのビックリマン箱には、お助けがいっぱい(水色と黄色のやつ。貼る時は透明です)。

(家を漁っていたら発見!)
中学校に入る頃にはもう飽きてしまったんですが、夕方の筑波を自転車で全力疾走するという行為で、あのビックリマンな日々が鮮明に思い出されてしまったのでした。
懐かしいなぁ。同世代の男なら、きっと共感してもらえると思うんだけど、、いかがでしょう(笑)。

従姉弟たちと田植えや刈入れを手伝った田んぼ。
筑波山がきれいに見えるのです。
すぐ近くには桜川という川があって、田植えが終わったあと、苗が乗っていたパレット?をみんなで洗ったりした記憶があります。
万葉集に詠まれている陽成院のうたに
筑波嶺の 峰より落つる 男女(みなの)川
恋いぞつもりて 淵(ふち)となりぬる
(筑波山から流れてきた川の水のように、恋心も積もり積もって、海のように深くなってしまったよ)
というのがありますが、このみなの川は桜川のことらしいです。

実るほど首(こうべ)を垂れる稲穂かな
電動アシストの電池が切れた重い自転車をこぎながら、
何かを焼く香ばしい匂いのした筑波。
秋の日のことでした。
2007年09月15日 16:07
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