oozekitaku diary

星の花

昔1度ライブを見たアーティストで、
ブランクをあけて久々に見ると、すごく変わっててびっくりしたりすることありませんか。
逆に、そのびっくりがライブを観る楽しみの一つであるのかもしれないけれど。ライブ後、観ないできたしばらくの間、そのアーティストにどんなことがあったのだろうと、考えたくなります。

今日は同じ事務所の干場かなえちゃんのライブがありました。

前回ライブにお邪魔したのは1年以上前。
そのときの小さなハコで見たときより、歌声の伸びも艶も、ギリギリのところで折り返すファルセットも、手の指先まで歌の感情で満ち溢れている佇まいも、もともとすごいカッコよかったけれど格段にレベルアップしてて心底驚いた。とても素敵なライブでした。


レベルアップについて考えること。

アーティストとして、その時まさにリアルタイムで挑戦しているモノはそれぞれに違う。
でも何かに「挑戦している」「挑戦し続けている」ことは「変わらないでいる」ことより大切であると言い切れる。安定しているものを一度壊し、別の安定へと移行していく作業は実に心細く、不安がつきまとうものだ。それでも挑戦を続けなければ、今手にしているモノの漸減は目に見えている。アルバムごとに死んで、また生まれ変わる、その覚悟たるや。

変に改革の手を加えたせいでライブの方向性が変わっていき、前得たのと同じ感動を呼び起こすのは難しくなるかもしれない。ライブの時点では完成系にまで高めきれず、人知れず悔しい思いをする日があるかもしれない。

それでも挑戦しないでいるよりはましだし、そのとき挑戦したい何かに対して真摯であれば、必ず次のレベルに手が届くものと信じている。

そういった意味で、
彼女は幾つかの自分の中の大切な何かを壊して、新しい何かを得ようと静かに奮闘したんだということが見て取れた。それは尊敬に値するものであった。

今新たなことに挑戦しようとしている自分がいる。
心細く、そして不安である。
でも今日のライブで、ちいさな彼女から大きな勇気をもらうことができました。
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2009年07月02日 01:36

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